エヌビディアNVIDIA
AI学習・推論用GPUで事実上の標準。CUDAという開発環境ごと押さえているのが競争優位の中身で、チップ単体の性能競争にはなっていない。このファンドの最大保有であり、上位10銘柄の1割弱を1社で占める。
monthly report / 2026-09-30
投資信託3本ぶんの基準価額と純資産の推移、組入上位銘柄30件。運用会社が出している月次レポートと日次の公表値から起こしていて、第三者サイトより新しい基準日で載せている。
日本を除く世界の成長株。実態は米国メガテックの塊。
追加型投信/海外/株式
マザーファンドを通じて、主に日本を除く世界の上場企業株式に投資する。世界の拠点のアナリストによる企業分析と直接面談を軸にしたボトム・アップ・アプローチで、成長性と株価の割安度の両面から銘柄を選ぶ。
直近 2026年10月23日
分配金を受け取らず再投資したとすると 26,767円。基準価額 10,457円との差が、これまでに払い出されたぶん。
この割合は運用の利回りではありません。予想分配金提示型は、決算日前営業日の基準価額に応じてあらかじめ決めた金額を払い出す仕組みで、原資には元本の払い戻し(特別分配金)が含まれることがあります。分配金はそのぶん基準価額から差し引かれるため、受け取った金額だけ基準価額は下がります。運用の成果を見るには、上のチャートの「分配金再投資」の線を見てください。
| コース | 基準価額 | 純資産 | 1年 | 3年 | 設定来 | NISA |
|---|---|---|---|---|---|---|
| A為替ヘッジあり | 20,964円 | 152.9億円 | +10.79% | +91.33% | +109.64% | 成長投資枠 |
| B為替ヘッジなし | 29,585円 | 6,215.8億円 | +21.84% | +130.52% | +195.85% | 成長投資枠 |
| C毎月決算・予想分配金提示型/為替ヘッジあり | 11,015円 | 59.4億円 | +11.40% | +91.10% | +109.14% | 対象外 |
| D毎月決算・予想分配金提示型/為替ヘッジなし | 11,556円 | 13,859.1億円 | +21.86% | +128.90% | +193.11% | 対象外 |
A・Bコースは NISA 成長投資枠の対象。C・Dコースは NISA の対象外。
株価・52週レンジ・時価総額は2026年10月26日の終値。各カードのチャートは TradingView の現在値(遅延)なので、そのあと市場が動いていれば上の株価とは一致しない。
AI学習・推論用GPUで事実上の標準。CUDAという開発環境ごと押さえているのが競争優位の中身で、チップ単体の性能競争にはなっていない。このファンドの最大保有であり、上位10銘柄の1割弱を1社で占める。
Azureと Microsoft 365。OpenAIとの関係を軸に、法人のAI利用がそのままクラウド課金に流れる構造を作った。売上の予測可能性が高いのがこの規模では強い。
Google検索・YouTube・Android、そしてクラウド。自社設計のTPUで学習基盤を内製している点が他のメガテックと違う。議決権のないクラスCでの保有。
広告で稼いだ現金をAIインフラに投じる構図。投資額の大きさに対して、それがいつどう業績に返るのかが読みにくく、上位10銘柄のなかでは評価の振れが大きい部類。
iPhoneの設置ベースと、そこに乗るサービス収入。AIの処理を端末側で走らせる比重が高く、データセンター投資の負担は他のメガテックより軽い。
先端ロジックの受託製造をほぼ独占。エヌビディアもアップルもここで作る。ファンドの国別配分で台湾が5.0%を占めるのは、ほぼこの1銘柄によるもの。
利益の大半はAWS。物流網の自動化とクラウドという、性格の違う2つの装置産業を同時に回している。自社チップ(Trainium)でGPU依存を下げにいっている点も論点。
DRAMとNAND。AIサーバー向けの広帯域メモリ(HBM)が需給の主戦場になっており、汎用メモリの市況株から性格が変わりつつある。
データセンター向けGPU(Instinct)とサーバー用CPU(EPYC)。AI計算機でエヌビディアに次ぐ選択肢の位置にいる。8月に10位で上位10銘柄へ入り(代わりにセレブラス・システムズが外れた)、9月末は9位に上がった。
GLP-1受容体作動薬。上位10銘柄で唯一テクノロジー以外のセクターで、ファンドのヘルスケア5.0%の主要部分を占める。
AIが現実世界に降りてくる側に賭ける、設定5か月の新顔。
追加型投信/内外/株式
日本を含む世界の株式等から、AIの現実世界での活用が広がることで成長が期待できる企業に投資する。運用チームはフィジカルAIを「現実世界で幅広く活躍するAI」と定義し、ヒューマノイドや産業用ロボットに限らず、サプライチェーン・金融・宇宙まで含めて捉えている。為替ヘッジは原則として行わない。
直近 2026年10月23日
参考指数は MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(税引後配当込み、円ベース)。ベンチマークではない。
株価・52週レンジ・時価総額は2026年10月26日の終値。各カードのチャートは TradingView の現在値(遅延)なので、そのあと市場が動いていれば上の株価とは一致しない。
クラウド型のネットワークサービス基盤。世界中にエッジサーバー網を持ち、低遅延と安全性が強み。フィジカルAIの文脈では「その場で判断して動く」ための処理をデータセンターまで往復させずに済ませるエッジ基盤として位置づけられている。9月はOpenAIとの協業によるAIセキュリティサービスの発表などでAI関連事業の成長期待が高まり、株価が上がった。
再利用ロケットと衛星通信「スターリンク」。2026年6月12日にナスダックへ上場した、調達額で史上最大のIPO。AIを積んだ工場・自動車・ロボットが円滑に動くための通信インフラとして重要性が増すという読み。7月はロックアップ解除による需給悪化懸念で下落したと月次レポートに記載があり、実際の解除は8月6日から始まり、波乱なく通過したことで8月は株価が上がった。比率も4.4%から7.5%へ上がり、9月末は8.7%で2位。
EVと蓄電に加えて、ロボタクシーとヒューマノイド。設計から製造・販売まで一体で持つ垂直統合が競争優位の源泉。フィジカルAIの適用領域を複数方面で同時に築ける点が評価されている。6月末は8.7%で2位、7月末は6.6%に下げ、8月末は7.5%に戻し、9月末は8.4%で3位。
商用トラック向けの自動運転プラットフォーム。トラックにも乗用車にも積める自動運転システムを開発している。運用チームは、人間のドライバーを上回る知覚・意思決定能力を備えたシステムの商用化に注目していると説明する。7月末は首位。8月は内部関係者などの株式売却で需給悪化が懸念されて株価が下落し、2位になった。9月末は4位。
手術支援ロボット「ダビンチ」。この分野で圧倒的なシェアを持つ。センサーと画像認識で医師の判断と手技を支える、ロボットが現場で実際に使われている例。8月に9位で上位10銘柄へ入り、9月末は5位に上がった。
汎用量子コンピューティングシステム。量子計算をロボティクスや電池・半導体の材料開発に使うところまで見据えた保有。
後払い決済(BNPL)と店頭の分割払いの仕組みを提供する。会計の瞬間にAIで与信と支払い手段の選択をその場で決める点が投資理由。8月に新しく上位10銘柄へ入り、9月末も7位。
バイオ医薬品のロイヤルティ収入に投資する会社。特許に基づく安定収益が強み。AIと自動化による創薬の進展で生まれる新薬の収益機会を取り込める、という位置づけ。7月末は10位、8月にいったん上位10銘柄から外れ、9月末に8位で戻った。
米国の大手フードデリバリー。自動運転の配達ロボットによる配送高度化が注目点。7月に新しく上位10銘柄へ入った。9月は配達員報酬を巡る規制コスト増への警戒から株価が下がり、5位から9位になった。
中南米最大級のECとフィンテック。出品者と利用者の増加によるネットワーク効果が強み。AIを使った物流の高度化が投資理由に挙げられている。
日本を含む世界の割安株50銘柄。純資産4兆円超、毎月150円の分配型。愛称「世界のベスト」。
追加型投信/内外/株式
マザーファンドを通じて、日本を含む世界各国(エマージング国を除く)の株式の中から、グローバル比較で見た割安銘柄に分散投資する。銘柄選択はファンダメンタルズ分析と株価の適正水準評価に基づくボトムアップ・アプローチで、経営陣の質、ビジネスの構造的な特性、財務健全性、配当成長率を見る。セクター配分は個別銘柄選択の結果。為替ヘッジは原則として行わない。
直近 2026年10月23日
分配金を受け取らず再投資したとすると 62,632円。基準価額 8,360円との差が、これまでに払い出されたぶん。
この割合は運用の利回りではありません。分配金は委託会社が分配方針に基づいて決めるもので、原資には運用で得た利益だけでなく元本の払い戻し(特別分配金)が含まれることがあります。分配金はそのぶん基準価額から差し引かれるため、受け取った金額だけ基準価額は下がります。運用の成果を見るには、上のチャートの「分配金再投資」の線を見てください。
毎月決算型のため NISA(成長投資枠・つみたて投資枠)の対象外。
ベンチマークは MSCI ワールド・インデックス(税引後配当込み、円換算ベース)。騰落率はファンド・ベンチマークとも課税前分配金再投資ベース。
株価・52週レンジ・時価総額は2026年10月26日の終値。各カードのチャートは TradingView の現在値(遅延)なので、そのあと市場が動いていれば上の株価とは一致しない。
英国の上場投資会社。プライベート・エクイティとインフラの2本柱で、PE側は欧州のディスカウント小売チェーン Action が資産の大半を占める。月次レポートは経営陣とコスト管理、高い利益率を背景にした配当成長を評価している。このファンドの最大保有で、英国株が19.1%を占める入口がここ。9月は金利上昇で消費関連銘柄全般が売られ、Action を主力とする同社はファンドのマイナス寄与になった。
香港に本拠を置く生命保険会社。香港・中国本土を中心にアジア太平洋18市場で営業する。月次レポートは業界での強固な地位と長期の増配実績を評価し、アジア各国の成長とともに保険需要が増えると見ている。香港4.2%もこの1銘柄。
カナダの貨物鉄道。2023年にカンザス・シティ・サザンと統合し、カナダ・米国・メキシコを1社の線路でつなぐ唯一の鉄道になった。月次レポートは統合による収益とコスト削減の相乗効果、トラックより環境負荷が低い点を挙げている。8月末の国別配分でカナダ4.4%はこの1銘柄だった。9月は景気敏感株への慎重姿勢から株価が下がり、ファンドのマイナス寄与になった。
Azure と Microsoft 365。グロース・オポチュニティにも入っているが、こちらでの保有理由は成長株としてではなく「長期の利益成長と増配の継続」。8月はクラウドの好決算とAI関連売上の拡大で、ファンドのプラス寄与の筆頭だった。
大型旅客機のエンジン、防衛、発電用エンジンの3事業。車は作っていない(車は1973年に分かれ、今はBMWの会社)。エンジンを売ったあとに飛行時間に応じて整備費を受け取る仕組みで、月次レポートも参入障壁の高さとメンテナンス収入の安定性に着目している。8月・9月と続けて、株価上昇を受けて利益確定のため一部売却したと月次レポートに記載がある。
世界最大級の決済ネットワーク。200以上の国・地域で決済インフラを提供し、ネットワーク効果と価格決定力が強み。月次レポートはキャッシュレス化の進展による恩恵と高い収益性を評価している。業種分類は「金融」で、ファンドの金融25.1%の一部。9月は株価が下がって割安感が高まったとして買い増した。
1930年設立のアナログ半導体の最大手。AI向けの先端ロジックやメモリではなく、電源やセンサーの信号を扱う汎用チップが主力。月次レポートは知的財産に裏付けられた競争力と、長年の配当実績、健全なバランスシートを挙げている。9月は堅調な需要と増配が好感され、ファンドのプラス寄与の筆頭だった。
米国の医療機器・消耗品の大手。病院向けの製品の幅と顧客ロイヤリティが評価点で、高齢化とAIによる効率化を追い風と見ている。8月は関税還付による一時的な利益押し上げの持続性が懸念され、ファンドのマイナス寄与になった。
コカ・コーラ製品の製造・販売を担う世界最大のボトラー。欧州、オーストラリア、東南アジアが地盤で、本社は英国だが月次レポートの国別分類はオランダ。経営陣のコスト削減の実績と、砂糖不使用などの高利益率カテゴリーや少量パックへの戦略を評価している。
英国に本社を置く国際銀行。約70か国で営業し、収益の中心はアジア・アフリカ・中東。月次レポートはそのネットワークが模倣困難である点と、継続的なコスト削減など改革を進めてきた経営陣を評価している。英国上場の3銘柄のうちの1つ。9月は前月の株価上昇を受けて利益確定のため一部売却した。
数値の起こし方は月次レポートのPDFから抜き直した話に書きました。