アドバンテスト(6857)の決算を10月28日の前に読む。7〜9月の会社予想は売上4,345億円で前期比+18%、同業のテラダインは減収を見込んでいる

次の決算は2026年10月28日の予定です(確定)。決算日の一覧


キオクシアの次はアドバンテストで、と所長から注文が来ました。キオクシアの記事と同じく、米国の決算から日本の半導体株を読むシリーズの2本目です。

アドバンテストは半導体の検査装置、テスタの会社です。作った半導体が設計どおり動くかを、出荷の前に確かめる装置。エヌビディアのGPUも、SKハイニックスのHBMも、最後はテスタを通ります。このブログではエヌビディア、TSMC、マイクロンの決算を読んできたので、その数字がテスタの側でどう見えるかを確かめます。比べる相手は米国の同業テラダインです。

使ったのは、アドバンテストの決算短信と説明会の資料・質疑の要旨を5四半期分、テラダインがSECに出した書類、韓国メモリ2社の報道、株価と信用残の公開ページです。株価は10月26日(月)の終値で書きます。

どんな会社か

売上の9割がテスタです。SoCテスタはGPUやCPU、スマートフォンの頭脳になるチップを検査する装置で、主力のV93000がこれにあたります。メモリテスタはDRAMやHBM、NANDを検査します。その他システムはテスタに付ける周辺機器で、残りが保守などのサービスです。

2025年度(2026年3月期)の売上は1兆1,286億円、営業利益は4,991億円で、営業利益率は44.2%でした。2026年4〜6月の内訳は、SoCテスタが71%、メモリテスタが13%、その他システムが260億円で7%、サービス他が339億円で9%です。

4〜6月の売上3,675億円の内訳2026年4〜6月。上は事業別、下は出荷先の地域別。その他の地域は日本・米州・欧州などの合計事業別SoCテスタ2,596億円(71%)メモリテスタ480億円(13%)その他システム260億円(7%)サービス他339億円(9%)出荷先の地域別台湾1,786億円(49%)中国694億円(19%)韓国674億円(18%)その他の地域521億円(14%)出所: 2026年度第1四半期 決算説明会資料

出荷先の半分は台湾で、1,786億円です。会社の質疑での説明では、米国のファブレス企業向けのSoCテスタの多くが台湾に出荷されるため。中国は694億円で約19%、これまでも20%前後で推移してきたそうです。韓国が674億円で18%、日本や米州などを合わせた残りが521億円です。SoCテスタの用途は、2026年度の見込みで95%がコンピューティングと通信。車載や民生は5%しか残っていません。AIのチップのための検査装置会社になった、と言っていい構成です。

市場シェアは、会社の推定で2025年のSoCテスタが66%、前の年から10ポイント上がりました。メモリテスタは約60%で、こちらは2ポイント下がっています。全体では約65%です。

4〜6月の数字

  • 売上: 3,675億円。前年同期比+39.3%、前四半期比+12.0%
  • 売上総利益率: 69.5%。前四半期から2.1ポイント上昇
  • 営業利益: 1,900億円。営業利益率51.7%
  • 当期利益: 1,748億円。投資ファンドの持分の評価益などで、金融収益が約447億円乗っている
  • フリーキャッシュフロー: 347億円。戦略投資の1,139億円を使った後の数字
  • 想定為替: 1ドル159円。前年同期は146円

売上、営業利益、当期利益の3つとも四半期の過去最高です。SoCテスタは2,596億円で、GPU向けが高い水準のまま、ASIC向けが伸びました。メモリテスタは高性能DRAM向けで480億円です。

アドバンテスト 四半期の売上と営業利益率2024年4〜6月から。右端の薄い棒と破線は7〜9月の会社予想(上期予想から4〜6月実績を引いた数字)売上(億円)01,0002,0003,0004,0001,3872,6383,6754,34524年4-6月25年4-6月26年4-6月7-9月予営業利益率0%20%40%60%22.6%51.7%51.7%SoCテスタメモリテスタその他システムサービス他出所: 2026年度第1四半期 決算説明会資料、2025年度第1四半期 決算説明会資料

2024年4〜6月の売上は1,387億円で、営業利益率は22.6%でした。1年前の2025年4〜6月は2,638億円。2年で売上は2.6倍、利益率は29ポイント上がっています。

会社は7月29日に通期予想を上げました。売上は1兆4,200億円から1兆7,140億円、営業利益は6,275億円から8,460億円。半期の予想から4〜6月の実績を引くと、7〜9月の会社予想は売上4,345億円、営業利益2,245億円になります。前四半期から+18.2%。前提の為替は1ドル150円です。

過去の予想と実績を比べると、2025年7〜9月は、四半期の予想2,372億円に対して実績2,629億円で+10.8%。2026年1〜3月は2,695億円に対して3,281億円で+21.7%でした。どちらの期も前提は140円で、実際は146円と156円。円安の分を除いても6%と9%上回った計算です。アドバンテストの予想は、為替も数量も控えめに置かれています。

エヌビディアとTSMCの数字が、テスタの市場を押し上げている

会社は7月に、2026年のテスタの市場規模の見通しを4月から約19%引き上げました。SoCテスタが105億〜115億ドル、メモリテスタが25億〜30億ドルで、合計130億〜145億ドルで、4月時点の109億〜122億ドルから上がっています。2025年は90億ドル、2024年は60億ドルだったので、2年で2倍を超えます。

アドバンテストが推定するテスタの市場規模暦年。青がSoCテスタ、オレンジがメモリテスタ050100150億ドル60億ドル2024年90億ドル2025年109〜122億ドル2026年 4月時点130〜145億ドル2026年 7月時点2026年の見通し(7月時点)SoCテスタ 105〜115億ドルメモリテスタ 25〜30億ドル4月時点から中間値で約+19%2025年の会社のシェアSoCテスタ 66%メモリテスタ 約60%全体 約65%2026年の棒は見通しの幅の中間値。上の数字が幅出所: アドバンテスト 決算説明会資料(2026年4月27日、7月29日)、同ノート

引き上げの理由として会社が挙げたのは、推論AI向けのASICとCPU、そしてDRAMです。質疑では、SoCテスタ市場が広がった分の大部分は推論向け、特にCPU向けだと答えています。GPUが今は最大の市場だが、将来はカスタムASIC向けがGPUと同じか、それを大きく上回る可能性がある、とも。

テスタがどれだけ売れるかは、チップの数とテストの手間の掛け算で決まります。エヌビディアは8〜10月の売上を1,080億ドル、前の四半期の962億ドルから+12.3%と予想していて、新しい世代のVera Rubinがデータセンター売上の約20%になる予定です。世代が変わるたびにテストの時間と工程が増える、と会社は説明しています。チップの数だけでなく、1個あたりの検査も重くなる。

TSMCの決算では、CEOが「後工程に少し不足がある」と認めていました。アドバンテストはGPUなどのアクセラレータ向けの生産計画を、TSMCや後工程の会社のパッケージ能力に連動させていると質疑で答えています。テスタはパッケージができた分しか使われないので、TSMCの後工程の能力がそのままテスタの需要の上限になります。TSMCの10〜12月の売上予想は前期比+12〜16%で、まだ増えます。

需要の見え方も変わりました。以前は6か月先までしか見えなかったのが、今は主要顧客と18か月先の需要で協議しているそうです。生産能力は、2028年末から2029年初めにSoCテスタ1万台という目標を前倒しで進めています。

メモリのテスタは、テラダインが伸びている

テラダインの10-Qには、テスタの売上がSoCとメモリに分けて載っています。アドバンテストの決算期を暦年の四半期に並べ直し、会社の期中平均のレートでドルに直しました。

メモリテスタの四半期売上暦年の四半期。アドバンテストは決算期を暦年の四半期に並べ直した0100200300400百万ドル25年1-3月229614-6月21%7-9月10-12月26年1-3月3022124-6月41%2社の合計に占めるテラダインの割合アドバンテスト(円を会社の期中平均レートでドルに換算)テラダイン(保守サービスを含む)出所: アドバンテスト 決算説明会資料、Teradyne 10-Q・10-K(SEC)から筆者計算

2025年4〜6月のテラダインのメモリテスタは6,100万ドルで、2026年4〜6月は2億1,200万ドル。1年で3.5倍です。同じ期間のアドバンテストは2億2,900万ドルから3億200万ドルで、+32%でした。2社の合計に占めるテラダインの割合は21%から41%に上がっています。テラダインの数字は保守サービスを含むので少し大きめに出ますが、それを割り引いても差ははっきりしています。

テラダインは10-Qで、メモリの売上が3四半期続けて2億ドルを超え、HBMとDRAMの検査が強く、NANDの最終検査の需要も戻ったと書いています。アドバンテスト自身も7月の質疑で、メモリテスタのシェアは今年下がる可能性があると認めました。NANDは従来から強くない分野で、デバイスの高速化に伴う新しい検査工程も取り込み切れていない、と。顧客の約束を取り付けた新製品が控えていて、数年でシェアを戻す、というのが会社の言い分です。

HBMの側を見ると、Counterpoint Researchの集計では、4〜6月のHBMの売上シェアはSKハイニックス50%、サムスン電子33%、マイクロン18%。7〜9月からはVera Rubin向けのHBM4の売上が本格的に乗ると韓国の報道は伝えています。マイクロンは2027年分のHBMの大半を契約済みです。メモリの会社が増産するほどメモリテスタの市場は広がりますが、その増えた分をアドバンテストが6割取れていない、というのが今の数字の読み方だと私は思います。

テラダインは7〜9月を減収で見ている

見通しは逆を向いています。テラダインの7〜9月の会社予想は売上12億〜13億ドルで、4〜6月の13.29億ドルから2〜10%の減収。アドバンテストは+18.2%です。

次の四半期の売上は前の四半期から何%動くか各社の会社予想。比較の起点はそれぞれ直近の四半期の実績-10%0%+10%+20%アドバンテスト 7〜9月+18.2%テラダイン 7〜9月-10〜-2%エヌビディア 8〜10月+12.3%TSMC 10〜12月+12〜16%会社予想(テラダインとTSMCは幅)。エヌビディアは会社予想の中心出所: アドバンテスト決算説明会資料、Teradyne 8-K(SEC)、本ブログのエヌビディアとTSMCの記事

減収の理由は、8-Kにも10-Qにも書いてありません。CEOのコメントは2027年以降の成長の話が中心です。SoCの側では、テラダインの1〜6月のSoCテスタの売上は17.2億ドルで、前年同期の2.1倍。同じ期間のアドバンテストのSoCテスタは、ドルに直して+39%でした。伸び率ではテラダインが上ですが、規模ではアドバンテストがまだ1.8倍あります。テラダインは売上が少数の大口顧客に集中していると10-Qに書いていて、1社の発注がずれるだけで四半期の数字は動きます。減収予想が業界の減速なのか、テラダインだけの事情なのかは、この資料からは決められません。

日程が近いのは助かります。テラダインの7〜9月期の発表は米国東部時間の10月27日16時30分以降で、日本時間では28日の朝5時30分以降。アドバンテストの発表のその日の朝です。テラダインが自分の予想の上限13億ドルを超え、10〜12月の見通しを上げてくれば、テスタの需要が業界全体で強い証拠になります。

株価と需給

株価は10月26日の終値で31,070円です。発行済み株式数7億3,200万株を掛けた時価総額は約22.7兆円。会社予想の1株利益911.64円で割ったPERは34.1倍です。10月6日に終値で上場来の高値41,850円を付けたあと、13営業日で25.8%下げました。

アドバンテストの株価と移動平均2025年10月27日から10月26日までの終値。縦軸は対数10,00015,00020,00030,00040,00025年11月26年1月3月5月7月9月25/10/28 18,1203/31 20,3307/29 決算発表日 25,20010/6 高値 41,85010/1534,34010/2631,070終値25日線75日線200日線出所: Yahoo!ファイナンスの日足から計算

10月26日の終値31,070円は、25日線(35,694円)と75日線(33,246円)の下にあり、200日線(28,676円)の上にあります。25日線を下回ったのは10月15日の急落からで、75日線は10月22日に割りました。25日線はまだ75日線の上にあり、この1年で25日線が75日線を下回ったのは、4月7日から27日までの3週間だけです。200日線は1年ずっと右肩上がりで、終値はその上を保っています。形だけ見れば、長い上げの途中の深めの押し目です。25日線はまだ上向きです。ただ、終値が今の水準のまま動かなければ、10月上旬の40,000円台の日が平均から抜けていく11月中旬に、25日線が75日線を下回る計算になります。7月29日の決算発表日の終値は25,200円で、翌日から5営業日で33.8%上げました。

下げの大きな日は10月15日で、前日の40,380円から34,340円へ15.0%下げました。前日の米国でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が4%を超えて下げ、コアウィーブ株の急落などでAI関連と半導体株が一斉に売られた日です。アドバンテスト固有の悪材料は見当たりません。

信用取引の買い残は10月16日時点で310万株、売り残は135万株で、倍率は2.30倍(Yahoo!ファイナンス)。前の週は売り残の方が多く、倍率は0.91倍でした。急落の週に買い残が109万株増え、売り残が87万株減っています。それでも買い残は発行済み株式の0.42%にすぎず、株価を動かしているのは信用取引ではなく機関投資家の売買だと私は見ています。

1年前の2025年10月28日の終値は18,120円で、この1年の最安値です。1年前の7〜9月期決算の発表日で、翌日に22.1%上げました。2026年の終値の安値は3月31日の20,330円です。

過去の決算の翌日の値動きを、決算発表日の終値と比べて並べると、2025年1月が+3.2%、4月が-4.8%、7月が-1.1%、10月が+22.1%、2026年1月が+5.2%、4月が-5.6%、7月が+10.9%です。大きく上げた2回はどちらも、通期予想とテスタの市場規模の見通しを大きく引き上げた決算でした。2026年4月は期初の通期予想を出した決算で、翌日は下げました。

7〜9月の見立て

決算は10月28日(水)15時30分の発表予定です。会社の投資家向けページで、9月15日付で告知されています。東証の取引が終わるのと同じ時刻なので、株価の反応は29日(木)に出ます。この記事は発表の2日前に書いています。キオクシアの記事の見立ては11月2日の終値で判定するので、こちらの方が先に結果が出ます。外れたら外れたと次の記事に書きます。

四半期の市場予想は有料で、無料で見られるページは見つかりませんでした。通期なら、みんかぶがアナリスト予想の平均を出していて、10月26日時点で売上1兆7,610億円、当期利益6,808億円です。会社予想の1兆7,140億円、6,600億円をそれぞれ3%前後上回っています。営業利益のアナリスト予想は載っていません。

項目 会社予想 私の見立て
売上 4,345億円 4,550億〜4,950億円
営業利益 2,245億円 2,350億〜2,580億円
営業利益率 51.7% 52%前後
想定為替 150円 159円台

中心は売上4,750億円、営業利益2,480億円です。

7〜9月の会社予想と私の見立て棒が見立ての幅、丸が中心、縦線が会社予想。単位は億円売上4,2004,4004,6004,8005,0004,5504,950予想 4,345中心 4,750営業利益2,2002,3002,4002,5002,6002,7002,3502,580予想 2,245中心 2,480赤い矢印は為替だけで動く分(売上+268億円、営業利益+163億円)出所: アドバンテスト決算説明会資料(為替前提と為替感応度)、Yahoo!ファイナンスのドル円から筆者計算

組み立ては3段です。

  1. 為替で上に振れます。7〜9月のドル円の平均は、Yahoo!ファイナンスの日々の終値から計算して159.25円。会社の前提の150円より9.25円の円安です。会社は、1円の円安で通期の営業利益が53億円増えると開示しています。7月の時点で残っていたのは7〜9月から1〜3月までの3四半期なので、1四半期あたり約17.7億円、9.25円で約163億円になります。売上の為替感応度は開示がありません。売上がほぼドル建てだと仮定して、予想の4,345億円を150円でドルに直した28.97億ドルに9.25円を掛けると、約268億円です
  2. 数量でも少し上に振れると見ます。過去2回、円安の分を除いても6%と9%予想を上回りました。ただ今は生産能力が需要に追いついていない状態で、作った分しか売れません。為替を直した売上4,613億円に対して+3%を中心に置き、-1%から+7%を幅にしました
  3. 利益率は会社予想並みです。4〜6月の69.5%の粗利率には棚卸資産の評価損の戻入れが乗っていて、会社はこれを続かないものとしています。一方、メモリ部品の値上がりは主に下期に効くと会社は説明しているので、7〜9月はまだ軽いと見ます。為替を直した営業利益2,408億円に、数量の上振れ分137億円の半分を足しました

株価のほうは、7〜9月の実績よりも通期予想の上げ幅で決まると見ています。7〜9月が私の中心どおりなら、上期は8,425億円です。下期の会社予想9,120億円を150円のまま据え置いても、通期は1兆7,545億円になります。私は会社が通期の売上予想を1兆8,000億〜1兆8,500億円に上げると見ています。

見立ては、10月29日の終値が10月28日の終値を上回る、です。条件は、通期の売上予想が1兆8,000億円以上に上がり、2026年のテスタ市場の見通しが下がらないこと。通期の売上予想がアナリスト平均の1兆7,610億円に届かなかったら、逆に下げると見ます。29日の朝には米国のアルファベットとマイクロソフトの決算、FOMCの結果も出るので、29日の値動きにはそれも混ざります。混ざったまま判定します。

気になっていること

粗利率です。2年前の2024年4〜6月は55.4%、1年前は65.1%で、4〜6月の69.5%まで上がってきました。それに対して、会社の通期の予想は66〜67%。通期の売上総利益から4〜6月の分を引くと、残り3四半期の粗利率は65.0〜66.3%を見込んでいる計算になります。

アドバンテスト 四半期の売上総利益率2024年4〜6月から。右端は通期予想の66〜67%から逆算した残り3四半期の水準50%55%60%65%70%55.4%24年4-6月65.1%25年4-6月69.5%26年4-6月65.0〜66.3%残り3四半期(会社予想から逆算)通期予想 66〜67%出所: アドバンテスト 決算説明会資料から筆者計算

理由は部材、特にメモリの値上がりです。質疑で会社は、テスタはDRAMを多く使うので、残りの期間は4〜6月並みの利益率を見込んでいないと答えています。エヌビディアがメモリの値上がりで粗利率を3〜4ポイント下げると予告したのと同じ話が、テスタの原価でも起きています。メモリの会社が儲かるほど、メモリを買う側の利益率が削られる。アドバンテストはメモリテスタで売る側にも、テスタの部品で買う側にもいます。

戦略投資の評価益も気になります。4〜6月に投資ファンドへの出資と株式の取得で1,139億円を使い、投資有価証券は3,577億円まで増えました。4〜6月の当期利益にはその評価益が乗っています。会社の7〜9月の当期利益の予想1,632億円は、税引前利益が営業利益とほぼ同じ前提で、評価益を見込んでいません。評価益は四半期末の時価で決まるので、相場しだいで評価損にもなります。営業利益は見立てどおりでも、当期利益は別の理由で振れます。

使った資料

株価は書いた日のものです。テスタは、作られた半導体の数を最後に数える場所にある装置です。AIの投資が本当に鈍るなら、それが最初に数字に出るのはここだと思っています。