五葉松の針金かけは、枝や幹の形を整え、理想の樹形に近づけるための作業です。針金を枝に巻き付けて形を矯正し、1年程度かけてその形を記憶させます。この作業により、五葉松特有の美しい枝ぶりを作り出すことができます。
針金かけとは
針金かけは、枝や幹に針金を巻き付け、その形を整える作業です。これにより、盆栽を理想の樹形に近づけることができます。五葉松は葉が横に伸びやすいため、葉にも針金をかけて上向きに矯正する効果があります。
適期の見見極め
針金かけの適期は、樹木が活動を休止する休眠期(11月〜3月)です。新芽が伸びる4月〜6月は作業を避けます。樹勢が弱い木や、植え替え直後の木には針金かけを行いません。
手順と判断基準
針金かけを行う前に、古い葉や密集した芽を取り除きます。使用する針金は、枝の太さの1/3〜1/2程度の太さのものを選びます。五葉松の葉は横に伸びやすいため、常に上向きになるように葉にも針金をかけます。
針金かけ後の管理
作業後は、風の当たらない半日陰で管理します。作業後1〜2週間は肥料を与えません。針金は1年程度かけっぱなしにしますが、枝に食い込む前に外します。
こんなやり方は要注意
巻きすぎによる枝枯れ
針金を強く巻きすぎると、樹皮を傷つけます。これが原因で枝が枯れることがあります。
長期間の放置による食い込み
針金をかけたまま長期間放置してはいけません。針金が枝に食い込み、傷跡が残ってしまいます。
無理にほどくことによる枝折れ
針金を無理にほどくと、枝を折る危険があります。外す際は、専用の針金切りで細かく切断します。
実践のコツ
事前準備で作業効率を上げる
針金かけを行う前に、古い葉や密集した芽を取り除きます。これにより、枝のラインが見やすくなり、作業がしやすくなります。
葉の向きを整える
五葉松の葉は横に伸びやすい性質があります。枝だけでなく、葉にも針金をかけて上向きに矯正します。
針金の太さを選ぶ
針金は、枝の太さに合わせて選びます。目安として、枝の太さの1/3〜1/2程度の太さが適切です。


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